Binarix FL-net Library for Windows

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BflReadRelative

コモンメモリの領域1と領域2から相対アドレス指定でデータを読み込みます。

int BflRead (
  int     networkID,  // ネットワークID
  int     c1Address,  // 領域1の読み込み相対アドレス
  int     c1Size,     // 領域1の読み込みサイズ
  LPWORD  pC1Buffer,  // 領域1の読み込みバッファのポインタ
  int     c2Address,  // 領域2の読み込み相対アドレス
  int     c2Size,     // 領域2の読み込みサイズ
  LPWORD  pC2Buffer   // 領域2の読み込みバッファのポインタ
);

パラメータ

networkID

ネットワークIDを指定します。ネットワークIDはFL-netネットワークを識別する0または1の値です。

c1Address

領域1の読み込み相対アドレスを指定します。領域1を読み込まない時は0にします。

c1Size

領域1の読み込みサイズをワード単位で指定します。領域1を読み込まない時は0にします。

pC1Buffer

領域1の読み込みバッファのポインタを指定します。領域1を読み込まない時はNULLにします。

c2Address

領域2の読み込み相対アドレスを指定します。領域2を読み込まない時は0にします。

c2Size

領域2の読み込みサイズをワード単位で指定します。領域2を読み込まない時は0にします。

pC2Buffer

領域2の読み込みバッファのポインタを指定します。領域2を読み込まない時はNULLにします。

戻り値

成功した時は0(BFL_RET_OK)、失敗した時は0以外の値(エラーコード)を返します。

解説

コモンメモリは、参加状態に関わらず、任意のタイミングで読み込むことができます。相対アドレスは、コモンメモリの自ノードに割り付けた範囲の先頭を0(ゼロ)番地としたオフセットアドレスです。読み込みバッファは、読み込みサイズ×sizeof(WORD)の領域を確保しておく必要があります。この関数で読み込んだ領域1と領域2のデータは、同時性が保証されています。

参照

BflRead, BflReadC1, BflReadC1Relative, BflReadC2, BflReadC2Relative, ライブラリ関数一覧